日本病院薬剤師会東北ブロック第12回学術大会

大会挨拶

この度、2023年6月10日(土)、11日(日)の2日間、ホテルハマツにおいて、日本病院薬剤師会東北ブロック第12回学術大会を開催する運びとなりました。

本学術大会は薬剤師として安全・安心な薬物療法に寄与し、患者へよりよい医療を提供するために、日常業務における課題や問題点への対応や臨床研究等の成果を発表し、知識の習得と情報交換を行い、参加者個々の能力向上と親交を深める場となっています。

今回のテーマは「繋げよう、未来へ! 地域を守る薬剤師たちへ」といたしました。急激な少子高齢化と疾病構造の変化により、医療界は「病院完結型医療」から「地域完結型医療」への変換が進められており、地域における多種職連携が大きなカギとなってきます。院内における「多種職連携」で得られた病院薬剤師の知識と経験は、「地域完結型医療」において、大きな力となりえると期待されております。日々、様々な課題や問題点に対応した経験や忙しい中続けてきた臨床研究の成果をこの学術大会で共有していただき、地域で活躍できる薬剤師となる糧としていただきたいと思っています。

本学術大会は第77回医薬品相互作用研究会シンポジウム(実行委員長:山形大学医学部附属病院 薬剤部長 山形大学大学院医学系研究科教授 山口 浩明先生)と合同開催いたします。本研究会は関東以西にも会員が多く、長い歴史の中で、医薬品相互作用だけではなく、薬剤師の臨床研究への寄与や業務遂行に不可欠な知識の提供など、薬剤師の資質向上を目的に活動しており、第4回大会より合同開催を行っております。

福島県の中心部に位置します、郡山市の「ホテルハマツ」を会場に、感染対策を徹底し、対面での開催をメインにオンラインでの参加も可能といたしました。

是非、多くの皆様に日本病院薬剤師会東北ブロック第12回学術大会にご参加いただきますよう、心からお待ち申し上げます。

日本病院薬剤師会東北ブロック第12回学術大会

大会長 渡辺 剛

(福島県病院薬剤師会 会長)